岩谷産業は1日、資生堂の高価格帯の化粧品「クレ・ド・ポー ボーテ」の一部製品の包装素材として、バイオマス由来のポリプロピレン(PP)樹脂が採用されたと発表した。循環型社会への意識の高まりを受け、岩谷産業はバイオマス由来製品の拡大を進めている。

PP樹脂はドイツで外資メーカーが製造し、フタムラ化学がフィルム状に加工した後、資生堂に提供される。岩谷産業は供給網全体の構築を担う。同社はバイオマス由来のPET樹脂なども手掛けている。

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