
ミズノは2日、国内の直営店を今後2〜3年で50店舗まで増やすと発表した。9月中に東京都内で4店舗をオープンし、25店舗から倍増させる。大都市圏を中心に出店し、顧客との接点拡大を急ぐ。強みとしている若年層やインバウンド(訪日外国人)に加えて、女性や家族層も一段と取り込みたい考えだ。
直営店「ミズノショップ」を5日に池袋、9日に台場、12日に高輪、19日に渋谷で開店する。新店舗はスニーカーを中心とした品ぞろえが特徴で、一部のショップではランニングなどの競技スポーツ用品やジュニア向けの商品も並べる。2026年3月末までの売上高は4店舗の合計で約6億円をめざす。
大阪・心斎橋の店舗ではインバウンド客の比率が9割を超えているという。ミズノは「ファッション性なども打ち出して、これまでなじみの少なかった女性やファミリー層にも楽しんでもらえる店舗づくりを進めていく」と説明している。
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