三越伊勢丹ホールディングス(HD)など百貨店大手3社は15日、7月の既存店売上高(確報値)を発表した。免税売上高は、三越伊勢丹が前年同月比35.6%減、J・フロントリテイリンググループの大丸松坂屋百貨店は30.0%減、高島屋が33.0%減と全社が3割台の減収だった。訪日外国人客の高額消費が一巡する中で客単価の低下が続いているほか、客数の対前年減も響いた。
同日公表した8月1〜14日の免税売上高も前年同期比で減だったものの回復の兆しが見られた。三越伊勢丹が18.5%減、大丸松坂屋が1.7%減、高島屋が17.1%減だった。
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