モスフードサービスは3日、看板商品である「モスシェイク」の販売促進企画を始めたと発表した。集中力が途切れがちな午後の時間帯に、モスシェイクで休憩することを促したい考え。主に20〜30代の働く女性をターゲットに据える。同日、有名声優を起用したネット広告を公開した。10日からはモスバーガー店内のラジオCMでもプロモーションする。

モスシェイクの広告

モスシェイクは1975年に販売を開始した。バニラとコーヒー味は現在も定番メニューとして、当時の味をほとんど変えずに提供している。2025年7月末時点の累計販売数は8億杯を超えたという。購入層の6割が女性で、バーガー類とのセット購入が主流となっている。

モスシェイクはこれまで地域限定品や全国各地の特産物を使った商品などを展開してきた。10月1日からは千葉県と茨城県のモスバーガーで「まぜるシェイク 醬油(しょうゆ)キャラメル風〜テリヤキ〜」(Sサイズ350円)を、11月中旬まで販売する。

【関連記事】

  • ・モスの月見フォカッチャ、卵をより濃厚に 卵不使用の「裏月見」も
  • ・モス、ベトナム人材から店長候補 独自育成プログラムから初
BUSINESS DAILY by NIKKEI

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。