
秋の味覚、サンマが4日、千葉県銚子市の銚子漁港で初水揚げされた。昨年より約2カ月早く、港は久しぶりに活気づいた。
この日入港したのは、富山県の漁船「第81豊清(ほうせい)丸」で107トンを水揚げした。銀色に輝く新鮮なサンマは首都圏などに運ばれたほか、市内の鮮魚店にも並んだ。
同船の中舘捷夫漁労長(83)によると、1日に北海道東方沖の公海で漁獲した。1匹当たり重さは平均148グラムで魚体が大きく脂も乗っているという。入札価格は1キロ323~402円で、平均価格は347円。
中舘漁労長は「これだけ型のいいサンマは珍しい。プランクトンが豊富なのが影響したのでは」と話した。【近藤卓資】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。