製紙大手の王子ホールディングスは4日、トイレットペーパーなどをつくっている子会社である王子ネピアの2工場を閉鎖すると発表した。内需の先細りを見据え、休止していた江戸川工場(東京都江戸川区)をこの8月で正式に閉め、苫小牧工場(北海道苫小牧市)も2026年3月で閉じる。2工場合わせて約90人の従業員は、グループ内の配置転換で維持し、生産は王子ネピアの名古屋工場(愛知県春日井市)や徳島工場(徳島県阿南市)などに集約する。

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