タリーズが12日にニュウマン高輪に開く「Link cafe TOKYO」のイメージ

タリーズコーヒージャパン(東京・新宿)は4日、高品質なコーヒーや抹茶をそろえた新業態を開くと発表した。機械でコーヒーを一杯ずつ抽出し、来店客の目の前で抹茶をたてるなど特別感のある商品をそろえる。店名にはタリーズを掲げず、新店舗限定の商品を販売する。

12日に開業する商業施設のニュウマン高輪(東京・港)内に「Link cafe TOKYO」を出店する。既存の「タリーズコーヒー」とは異なる21種の商品をそろえる。座席は53席で、席の間を広めにした。

来店客が視覚でも楽しめるコンセプトを打ち出し、「抹茶ラテ」(1000円)は注文を受けてから来店客の目の前で抹茶をたてる。従業員がドリンクを作る様子が見えるよう、注文カウンターは通常のタリーズと比べて低めに設計した。

ハンドドリップのコーヒーの味わいを全自動で再現する機械を新たに導入した。機械で一杯ずつ抽出する「リンクコーヒー」(700円)はコスタリカ産など4つの産地のコーヒー豆から選ぶことができる。コーヒーや紅茶に加えて、スムージーやフルーツジュースをそろえる。

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