ダイワ通信が4日発表した2025年3月期の連結決算は、最終損益が1億6300万円の赤字(前の期は1億1700万円の黒字)だった。防犯カメラの売り上げが伸びたものの、子会社での不適切な取引などに関する調査費用がかさんだ。

ダイワ通信は関連当事者間での不適切な手続きに関する調査などを理由に、決算発表を延期していた。売上高は7%増の52億円、営業利益は94%増の4億5300万円だった。26年3月期の連結業績予想は「現時点で合理的に算定することが難しい」として公表しなかった。

同日には過年度の決算修正も発表した。24年3月期の連結売上高は48億円と、従来発表から2億7400万円下方修正した。

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