カジュアル衣料品大手のストライプインターナショナル(岡山市)は4日、店頭で不要な衣料品を回収する取り組みを始めると発表した。廃棄を減らして、アパレル産業の課題である環境負荷の低減に対応する。

「ストライプエコフェア」を11日から18日まで開催する。回収対象は他社製品を含む衣料品のほか靴やかばんなど。店頭に持ち込んだ商品1点につき500円分のクーポンを配布する。クーポンは同社の店舗やオンラインストアで5000円ごとの会計につき1枚ずつ使用できる。

回収した商品は一般社団法人のWithal(ウィゾール)が展開する資源循環プロジェクトを通じて、繊維や燃料などの資源に変える。

同社は8月、衣料品レンタルサービス「メチャカリ」で返却された商品を販売する期間限定店舗を開くなど、廃棄の減少に取り組んでいる。今後も環境に配慮した取り組みを継続するとしている。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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