クミアイ化学工業が5日発表した2024年11月〜25年7月期の連結決算は、純利益が前年同期比29%減の90億円だった。農薬及び農業関連事業では主力の畑用除草剤「アクシーブ」がジェネリック(後発)農薬との価格競争で一部地域で値下げを実施した影響が出た。為替の円高で15億円の為替差損を計上した。

売上高は4%増の1344億円、営業利益は15%減の104億円だった。化成品事業ではAIデータセンター向けなどが好調で電子基板材料の出荷が増加した。南米向けの除草剤の出荷は落ち込んだ。

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