
青森県は今年の県産リンゴの収穫量を37万2300トンとする見通しを示した。昨年実績(37万500トン)並みだが、3年連続で40万トンを下回る見通し。
青森県は全国のリンゴ収穫量の約6割を占める。リンゴの収穫量は12年以降40万トン以上だったが、23年以降は40万トンを割り込んでいる。県りんご果樹課によると、予想の段階で40万トンを下回るのは県が予想の発表を始めてから初めてという。
同課によれば、今年は冬の雪害で枝が折れて着果実が少なかったことや、夏場に雨が少なく果実が小玉傾向にあることが要因。
予想収穫量の内訳は、ふじ23万3300トン▽王林3万トン▽ジョナゴールド2万6900トン▽つがる1万9300トン▽その他6万2800トン――となっている。【上東麻子】
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