
ゼブラは8日、振って芯を出す機能がついた製図用シャープペンシル「テクトツゥーウェイ」の高級モデルを9月29日に発売すると発表した。希望小売価格は2750円と、定番品(1320円)の2倍以上に設定した。芯径は0.5ミリメートルで、軸の色は黒やシルバーなど5色。数式や図形などを細かくきれいに書きたい中高生の需要を見込む。
2007年に発売した同シリーズは低重心で安定して筆記できるのが特徴。新商品「テクトツゥーウェイRO(アールオー)」は金属のグリップ部分に細かい凹凸を施し、手が滑りにくくした。ペン先のパーツがゆるむという悩みに応え、本体と一体化して筆記時の安定感を高めた。

ゼブラによると、シャープペンシルの市場規模は増加傾向で高価格化が進んでいる。子ども1人あたりにかける教育費の増加や、動画投稿サイト「ユーチューブ」で紹介された高価格帯アイテムを中高生が購入するなどの背景があるという。
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