
環境活動や貧困問題などに取り組む社会起業家のイベント「BEYOND(ビヨンド)2025」が、10月3日と4日に京都市内で開かれる。会場の京都リサーチパーク(KRP)では、新興企業やNPO法人など30〜40団体がブースを出展する。NPOが登壇するピッチイベントも開き、企業や金融機関などから活動資金を募る。
ビヨンドは2018年から開催しており今年で9回目。社会起業家の支援事業を手がける主催者のtaliki(タリキ、京都市)のほか、今年から京都市とKRPが主催者として加わった。今回のテーマは「再分配のはじまり」で、トークセッションや交流会を催す。起業家や投資家ら1000人の参加を目指す。
タリキの中村多伽代表は8日に開いた記者会見で「官民が一体となった新しいビヨンドを楽しみにしてほしい」と話した。京都市の松井孝治市長は「再分配を含めた社会問題の解決は政府だけでなく人々や民間企業、マーケットも関わっていかなければいけない」と述べた。

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