東京海上日動あんしん生命保険は8日、金融庁に対し、保険代理店への販売員の採用支援などの過度な便宜供与を廃止したと報告した。「代理店からの評価を優先する企業風土が醸成された」との反省から、こうした評価を重視する営業方法も改めた。

金融庁は8月、大手代理店「マネードクター」を運営するFPパートナーに対し、便宜供与の実績に応じ特定の保険会社の商品を優先して販売するなどした疑いで、保険業法に基づく業務改善命令を出した。あんしん生命など8社は、FPパートナーに便宜供与を行っていた可能性があるとして、金融庁から報告徴求命令を受けていた。

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