日東電工は9日、膜を使った二酸化炭素(CO2)分離技術を持つノルウェーのAqualung Carbon Capture社に出資したと発表した。Aqualung社は特定の分子を効率的に透過させる膜の技術を持つ。日東電工の製造や事業拡大に関するノウハウを融合し、CO2回収技術の性能やコスト効率を高め、実用化につなげる。
共同開発契約を結び、2026年度中に実証実験を実施する。出資の額と時期は非公開だが、今回の出資で日東電工が主要株主になったとしている。
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