
三菱電機は9日、日本が英国、イタリアと次期戦闘機を共同開発するプログラムの推進に向けて、中核となるレーダーや通信システムを手掛ける4社でコンソーシアムを立ち上げたと発表した。プログラムを一元管理する政府間機関や、機体全体の開発を担当する合弁企業と連携する際の窓口とする。
コンソーシアムに加わるのは、三菱電機のほか、共同開発するイタリアのレオナルドとエレットロニカ・グループ、英国のレオナルドUKだ。8月に組成し、英レディングに拠点を置く。次期戦闘機に搭載するレーダーや通信システムなどの開発を担う。
日英伊の次期戦闘機共同開発は2022年に各国政府が合意した。4社はプログラムの立ち上げ発表当初から携わり、担当する機器の開発に向けた協議や検討を進めてきた。
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