ソフトバンクは10日、IoT(モノのインターネット化)機器で円滑に高速通信規格「5G」を使えるようにする通信規格に対応すると発表した。19日から一般利用者が使えるようになる。携帯用の5G通信を使う場合と比べて、通信を無駄なくできるようになり、端末の電力消費を抑えられる。同規格への適合は国内初とみられる。
5Gで動くIoT機器を前提に作られた通信規格「5G レッドキャップ」に対応する。大容量通信の需要が少ないIoT機器の特性を踏まえて設計されており、端末側は効率的に通信をできるようになる。
米アップルが発表した腕時計型端末「Apple Watch(アップルウオッチ)」の新型「シリーズ11」への対応を主眼に置く。携帯通信機能を備える機種は5G通信にも対応できるようになる。IoT機器に適した通信規格への対応で先手をとり、競合との差異化を図る。
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