
ナルミヤ・インターナショナルは11日、新業態となるキャラクターショップ「NARUMIYA HAPPY PARK(ナルミヤ ハッピーパーク)」を東京・新宿に開業した。同社の子ども向けアパレルブランド「エンジェルブルー」のキャラクター雑貨や衣類など約100種類を販売する。キャラクターの黄金期に小学生だった20代後半〜30代女性をターゲットにする。
ルミネエスト新宿(東京・新宿)の3階に開いた。売り場面積は約35平方メートル。エンジェルブルーの「ナカムラくん」のほか、同店限定の新キャラクター「ミミリーちゃん」などをモチーフにした新作を扱う。大人の女性も普段使いしやすい巾着などの生活雑貨のほか、小学生の当時を思い出すような文房具もそろえる。
Tシャツやルームウエアといったアパレルは大人用のフリーサイズを展開する。キャラクターグッズ専門の常設店は今回が初めて。
ナルミヤのキャラクターは2000年代に一世を風靡した。20年ごろから平成初期に女子小学生の間で流行した商品などを再評価する「平成女児」ブームが続いている。
ナルミヤキャラクターズ&Berrieプロデューサーの漆畑祐樹氏は「2月の新宿でのポップアップ(期間限定)店で認知度がさらに上がり、顧客層も20代前半にまで広がった」と話す。今回の新業態はSNSでも注目が高いことから、今後も各地域でポップアップ店を展開するほか、さらなる常設店の出店も検討していく。
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