プラゴのEV充電器(写真は普通充電器)

電気自動車(EV)充電サービスのプラゴ(東京・品川)は11日、EVにプラグを差し込むと自動で充電や決済までできる「プラグアンドチャージ(PnC)」の提供を始めると発表した。ホンダが12日に発売する軽自動車のEV「N-ONE e:」に実装する。充電時に必要なカードでの認証やアプリの操作を省いて利便性を高める。

サービス名は「& GO(アンドゴー)」。充電プラグを差し込むと、自動で車両の個体認証をして充電し、事前登録した決済手段で支払いをする。米テスラの急速充電器「スーパーチャージャー」では採用されていたが、日本独自の急速充電規格「チャデモ」への実装は初めて。

プラゴはホンダ以外の完成車メーカーや充電サービス企業とも連携して、PnCの採用を拡充する方針だ。同業のテラチャージ(東京・港)もPnCの技術開発を進める。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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