
J・フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店は12日、菓子メーカーのMON・CREVE(モン・クレーヴ、東京・港)とオリジナルの菓子商品を販売・運営する共同出資会社を設立したと発表した。Jフロントは中期経営計画の中で自社コンテンツの保有・開発を掲げている。
大丸松坂屋が80%、モン・クレーヴが20%を出資して新会社「ANNIVEL(アニヴェル)」を設立した。店舗名は「PATISSERIE ANNIVEL(パティスリーアニヴェル)」とし、10月下旬に1号店を開業する。人生の節目や記念日に寄り添う店をコンセプトに、オリジナルの洋菓子を販売する。
モン・クレーヴはこれまで木の実を使ったスイーツ専門店「La noix(ラ・ノワ)」など、トレンドを捉えた新しい菓子を開発してきた。同社の企画力と大丸松坂屋の全国各地の店舗基盤を生かしたブランド展開を進める。
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