米アップルが中国で新機種スマートフォン「iPhone(アイフォーン)エア」の発売を当面延期することが13日、分かった。契約者情報を記録する「SIMカード」をデジタル化した機種に対する認可待ちが理由とみられる。中国メディアが伝えた。中国市場でアイフォーンの苦戦が続く中、手痛い出遅れとなる。

 エアは本体の厚さが5・6ミリと歴代アイフォーンの中で最薄モデル。12日に予約受け付け開始、19日に発売を予定していた。公式サイトでは13日時点でエアの予約は始まっておらず「発売情報は追って更新する」とされている。

 エアはデジタル化した「eSIM」専用のため、中国では規制の対象。(共同)

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