トヨタ自動車の電気自動車「イーパレット」

 トヨタ自動車は15日、移動型店舗などに使う電気自動車(EV)「イーパレット」を発売したと発表した。2027年度をめどに、一定条件の下で無人運転が可能な「レベル4」技術の搭載を目指す。

 当面は運転手が乗り、操作の一部をシステムが担う。イベント会場での物品販売や、人の移動など幅広い活用を想定し、企業や自治体の購入を見込む。

 「トヨタアリーナ東京」開業記念式典で、豊田章男会長が公表。豊田氏は「将来は自動運転になると思う。安全第一で考えているので、まずは使ってほしい」と呼びかけた。

 受注生産とし、トヨタが直接注文を受け付ける。定員17人で、メーカー希望小売価格は2900万円からとした。(共同)

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