企業に勤めながら同僚らと剣道の稽古を重ねる選手が集う「全日本実業団剣道大会(全日本実業団剣道連盟主催、全日本剣道連盟など後援)」が15日、日本武道館(東京都千代田区)で開かれた。67回目の今回は、過去最多に近い約370チームが参加し、2千人を超える剣士が全国から集い、熱戦を繰り広げた。
実業団剣道連盟の会員は近年増加傾向で、現在は530事業所。毎年この時期の全国大会は予選なしで出場できるため、多くのチームが参加する。5人の団体戦(このほか監督、補欠が1人ずつ)のトーナメント制で、日本一を決める。
この日は、高校や大学時代に全国大会を沸かせた有名選手に加え、就職してから剣道を始めた人たちなども参加。同僚や家族、観光客も駆けつけ大きな声援を送っていた。
今回の大会は、NTT(大手町)が、決勝で富士フイルムBI(本社)に2-0で勝利し、2連覇を果たした。3位には、西日本シティ銀行(本店)とNTT(本社)が輝いた。
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