
食品スーパー「ロピア」などを運営するOICグループ(川崎市)は17日、浅漬けなどの漬物を製造する島田食品(神奈川県藤沢市)を買収したと発表した。島田食品の工場ラインをからあげやメンチカツなどの製造に活用し、ロピアやスーパーバリューの店舗の肉総菜を安定供給する。
17日付で島田食品の全株式を取得した。島田食品の従業員数は70人程度で、買収額は非開示。和牛やチーズを使ったメンチカツなど定番商品のリニューアルのほか、使いきれなかった肉を使ったミートソースの製造などで連携する。浅漬けやキムチの調味料のノウハウを使った味付け商品の開発も視野に入れる。
OICグループは2031年度にグループ会社を100社にすることを目標に小売りや外食などをM&A(合併・買収)している。島田食品を含めてグループ会社は42社になる。
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