【モスクワ共同】ロシア紙RBKは17日、ロシアのコザク大統領府副長官(66)が辞任したと報じた。コザク氏は、プーチン大統領が2000年に就任する前から支えてきた側近。政権高官で唯一、ウクライナ侵攻に反対の立場を取り影響力を失ったとの観測が出ていた。ビジネス界への転身を検討しているという。 プーチン氏は8月下旬、コザク氏が担当してきた外国との文化交流など大統領府内の二つの部局を廃止。新たに設置された「戦略パートナーシップ協力」の部局はキリエンコ大統領府第1副長官が担当することになり、コザク氏の去就が注目されていた。 米紙ニューヨーク・タイムズは8月、ロシア大統領府筋などの話として、コザク氏が侵攻開始前からウクライナに対して軍事行動に踏み切らないようプーチン氏に進言し、今年に入っても戦闘停止を提案していたと報道。コザク氏は非公開の場で侵攻は失敗だったと主張し、プーチン氏を落胆させたとも伝えていた。 コザク氏はプーチン氏の1期目に大統領府副長官を務め、08~20年に副首相を務めて14年のソチ冬季五輪などを担当。
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