ガザ地区北部にある最大都市のガザ市について、イスラエル軍は制圧に向けた地上作戦を始め、イスラム組織ハマスへの攻勢を強めるとともに、住民に対して南部に退避するよう求めています。
パレスチナのメディアは17日、ガザ市にある病院の近くが爆撃され、退避をしていた住民、13人が死亡したと伝えました。
これを受けてハマスは声明を出し、「退避を強いられている民間人が攻撃された。戦争犯罪にあたる」などとイスラエルを非難しました。
ガザ地区の保健当局によりますと、おととし10月の戦闘開始からの死者は17日の時点で6万5000人を超え、犠牲者が増え続けています。
一方、イスラエルの一部のメディアは、軍の情報部門がイスラエル議会の議員に説明した内容として、ガザ市にはおよそ7500人のハマスの戦闘員などが残り、長期戦に備えてメンバーの勧誘や破壊された地下トンネルの再建、爆発物の準備などを進めていると伝えました。
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