北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、キム・ジョンウン総書記が18日、国内で開発・生産されている無人機の性能試験を視察したと伝えました。

試験では「無人戦略偵察機」のほか、「金星」と名付けられた、系列の「戦術無人攻撃機」の性能が立証されたとしています。

キム総書記は「現代戦において無人装備の利用範囲が一層拡大している」と強調し、人工知能技術の向上や生産能力の拡大を指示しました。

北朝鮮はこれまで、キム総書記が自爆型の無人機を視察した際に、その写真の無人機の部分にモザイクをかけていましたが、今回はそうした処理をしておらず、韓国の専門家は、技術力を誇示したいねらいがあるとの見方を示しています。

北朝鮮の無人機をめぐっては、ウクライナ国防省のブダノフ情報総局長が、2025年6月にメディアのインタビューの中で、ロシアが技術支援して北朝鮮国内で生産することで両国が合意していると言及していました。

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