
岩屋外務大臣は、18日、東京都内で、ドイツのメルツ政権発足後、初めて日本を訪れているワーデフール外相とおよそ40分間にわたり「日独外相戦略対話」を行いました。
冒頭、岩屋大臣は「日独の連携や協力の必要性は、ますます高まってきている。ウクライナやインド太平洋の情勢はもちろん、経済安全保障をはじめとする両国の協力関係の深化についても突っ込んだ議論を行いたい」と述べました。

これに対し、ワーデフール外相は「日本は、アジアにおける特別なパートナーで、危機と紛争の時代において、この特別な関係が持つ重要性は大変大きい」と応じました。
会談で、両外相は、先の米ロ首脳会談や18日、日本時間の19日に行われるアメリカとウクライナの首脳会談を念頭に、ウクライナでの早期の全面停戦と公正かつ永続的な平和の実現に向けて、G7=主要7か国が結束する重要性を確認しました。
また、自由で開かれた国際秩序の実現に向けて、両国の外務・防衛の閣僚協議、いわゆる「2プラス2」の早期開催やサイバー分野での協力など安全保障面での対話をいっそう強化していくことで一致しました。
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