イスラエル首相がユダヤ教の新年を前に「勝利の年を願う」

イスラエル軍は21日、ガザ地区の戦況について発表し、北部にある最大都市ガザ市で空爆によってハマスの複数の戦闘員を相次いで排除したほか、南部でもハマスの監視施設を空爆で破壊したなどと明らかにしました。

また、ネタニヤフ首相は21日に開いた閣議の中で、ユダヤ教の新年を翌日迎えるのに合わせて「団結と勝利の年になることを願う」と述べ、ハマスを打倒し、ガザ地区で拘束されている人質を解放するまで攻撃を続ける考えを強調しました。

一方、ガザ地区の保健当局は21日、イスラエルの攻撃によって過去24時間で75人が死亡し、2023年10月の戦闘開始からの死者が6万5283人になったと発表し、犠牲者が増え続けています。