アメリカのトランプ大統領は、ロシアが占領しているクリミア半島について、ウクライナには戻らず、ウクライナのNATO(北大西洋条約機構)の加盟もないとの見方を示しました。

トランプ大統領は17日、自身のSNSに「ウクライナのゼレンスキー大統領が望めばロシアとの戦争をほぼ即座に終わらせることも、戦い続けることもできる」と投稿しました。

その上で、2014年にロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ領のクリミア半島について、ウクライナが今回の交渉で「取り戻すことはない」としました。

さらに「ウクライナがNATOに加盟することもない」と強調し、「変わらないこともあるということだ」とロシア側の意向に沿った姿勢を示しました。

アメリカ政府によりますと、トランプ氏とゼレンスキー氏の首脳会談は日本時間19日午前2時15分からホワイトハウスで行われる予定です。

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