韓国の尹錫悦前大統領の妻、金建希(キム・ゴンヒ)被告の初公判が24日午後、ソウル中央地裁で始まりました。 

金被告は午後2時ごろ、上下スーツに白いシャツ、めがねと大きめのマスクをつけて法廷に入り、被告人席に座りました。

金被告が公の場に姿を見せるのは、先月12日に逮捕されソウル市内の拘置所に勾留されて以来、およそ1か月半ぶりです。

韓国の特別検察は、金被告を旧統一教会関係者から高級ブランド品を受け取ったとするっせん収賄や資本市場法違反など3つの罪で起訴しています。

大統領経験者の妻が裁判にかけられるのは韓国で初めてです。

金被告は取り調べでは供述をほとんど拒否してきただけに、法廷で何を語るのか注目されます。

旧統一教会をめぐっては、韓鶴子総裁が23日に逮捕され、24日午後午後3時から特別検察で取り調べを受ける予定です。

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