ドイツ外相 “ウクライナに安全の保証 米大統領の真意確認”

この中でワーデフール外相はアメリカのトランプ大統領の側近のウィトコフ特使が、ウクライナにNATO＝北大西洋条約機構と似たような形で安全の保証を提供する用意があると発言したことをめぐり、「非常によいサインだ。しかし、詳細が不明だ。この問題がワシントンで提起される核心的な議題となるだろう」と述べ、18日に予定されるトランプ大統領とゼレンスキー大統領やヨーロッパの首脳との会談は安全の保証などをめぐるトランプ大統領の真意を確認する場となるとの見通しを示しました。

また、トランプ大統領が停戦の合意ではなく、和平合意を目指すべきだという考えを示していることについては「よい目標でわれわれも当然支持するが、複雑な目標でもある」として慎重な姿勢を示し、「われわれは平和を実現するための最初の前提条件は即時の停戦だと考えている」と述べ、即時停戦の実現を優先すべきだという立場を改めて示しました。