ゼレンスキー大統領はニューヨークの国連本部で24日、国連総会の一般討論演説を行いました。
このなかでゼレンスキー大統領は、ロシア軍の無人機がポーランドの領空を侵犯したことに触れたうえで「ウクライナは最初にすぎず、今やロシアの無人機はヨーロッパ中を飛んでいる。プーチンはこの戦争を拡大させ、続けたいと望んでいる」と述べ強い危機感を示しました。
そのうえで各国に対して「平和を支援するか、ロシアとの取り引きを続けて戦争への資金を支えるのかはあなた方次第だ。平和はわれわれ全員にかかっている。ロシアが戦争を長引かせる間、沈黙してはならない」と述べ、戦争を終わらせるため各国の一致した対応が不可欠だと訴えました。
アメリカのトランプ大統領は23日、ヨーロッパの支援があれば、ウクライナは占領された領土を奪還できるという見方を示しましたが、ゼレンスキー大統領はこれには触れず「トランプ大統領とよい会談をした。アメリカを頼りにしている」と述べました。
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