ロイター通信は24日、アメリカのトランプ大統領が10月、日本を訪問する方向で日米両政府の間で調整が進められていると、複数の政府関係者の話として伝えました。

トランプ大統領は10月末から韓国で開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席すると明らかにしていて、ロイター通信は日本訪問はこれに先だって行われる見通しだとしています。

訪問が実現すれば、石破総理大臣の後任の総理大臣との間で対面では初めてとなる会談が行われるものとみられますが、予定は変わる可能性があるとも伝えています。

日米両政府は先に、日本からアメリカへ5500億ドル、日本円にしておよそ80兆円の投資を行うことで合意していますが、具体的な内容は決まっておらず、ロイター通信は合意をどのように実現するか日米間で協議が続く中でトランプ大統領が日本を訪問することになると伝えています。

報道についてアメリカ政府はこれまでのところコメントしていません。

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