アメリカの連邦大陪審は、トランプ大統領と長年対立関係にあった元FBI長官を偽証罪などで起訴しました。

政敵への報復行為とみられています。

東部バージニア州の連邦大陪審は25日、FBI(連邦捜査局)の元長官・コミー氏の起訴を発表しました。

コミー氏はトランプ大統領が勝利した2016年の大統領選挙でロシアが介入したとされる「ロシア疑惑」の捜査を指揮し、2017年にFBI長官を解任されています。

起訴状はコミー氏が2020年の連邦議会上院の委員会で虚偽の証言をしたなどとしていて、アメリカメディアは、起訴は政権による報復行為だと指摘しています。

起訴の発表を受けてトランプ大統領は、自身のSNSに「彼は国家にとってあまりにも有害だった。彼の犯罪の責任が問われ始めた」などと投稿しています。

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