韓国の航空会社アシアナ航空は熊本とソウルを結ぶ定期路線を10月26日から全便運休すると発表しました。韓国政府からの是正措置に関連した機材不足が要因だということです。

運休するのはアシアナ航空の熊本とソウルを結ぶ週3往復の定期路線です。熊本県によりますと、この路線は熊本地震を契機に一度無くなったものの、去年11月、およそ8年半ぶりに再開。

アシアナ航空によりますと、熊本ーソウル便は8月から9月の平均搭乗率が75%を超えるなど十分に採算がとれていたということです。

一方、直近の情勢として韓国政府からコロナ前に当たる「2019年以前の国内外路線」を90%以上維持するよう是正措置がなされました。今回はそれに従い、タイのプーケット便など、過去にあった路線の復活を優先せざるを得ず、機材繰りができなくなったということです。

アシアナ航空・福岡支店の担当者はTKUの取材に対し「ゴルフや観光需要で11月までの予約も好調だったところ苦渋の決断です。今後も再開への契機を探りたい」とコメントしています。

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