イスラエル軍は、ガザ地区北部にある最大都市ガザ市の制圧に向けて攻勢を強めるとともに、中部などでも攻撃を行っています。
パレスチナのメディアは26日、ガザ地区中部で食料を求めて集まっていた子ども2人を含む住民12人が、攻撃を受けて死亡したと伝えました。
また、ガザ市でも攻撃が続いていて、各地の病院などの情報では、26日の早朝からこれまでにあわせて49人が死亡したということです。
ガザ地区の保健当局によりますと、2023年10月の戦闘開始からの死者は、26日までに6万5549人になったということです。
一方、イスラエル首相府は、国連総会で行われたネタニヤフ首相の演説をガザ地区の住民や拘束されている人質に聞かせるため、地区との境界近くに設置した巨大なスピーカーで流したことを明らかにしました。
また、ガザ地区で使用されている携帯電話のシステムを掌握し、演説をライブ配信したとしていてハマスに対して圧力をかけるねらいがあるとみられます。
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