ウクライナでは28日朝にかけて、各地でロシア軍による激しい攻撃があり、NHKの取材班が滞在する首都キーウのホテルでも、未明から断続的に、「ドンドン」という無人機を迎撃した際に起きたとみられる大きな音が何度も聞こえました。
ウクライナのクリメンコ内相は、この攻撃で12歳の少女を含む4人が死亡し、70人以上がけがをしたとSNSで明らかにしました。
また、ゼレンスキー大統領は、SNSに「ロシアによる大規模な攻撃は12時間以上におよび、500機近い無人機や40発以上のミサイルが使われた」と投稿しました。
そのうえで、「この卑劣な攻撃はロシアの真の立場を示すものだ」と厳しく非難し、ロシアの資金源を断つため、エネルギーなどの輸入を停止して圧力を強めるよう改めて各国に訴えました。
ウクライナでは、9月6日から7日にかけても800機を超える無人機とミサイルによる過去最大規模の攻撃があり、キーウにある政府の庁舎が被害を受けていて、防空体制の強化が大きな課題となっています。
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