石破茂首相㊧は韓国の李在明大統領と会談する

石破茂首相は30日、韓国の釜山を訪問する。同日夕に李在明(イ・ジェミョン)大統領と会談する。少子高齢化など共通の社会課題や東アジアの安全保障などを話し合う。日本の次期政権でも日韓関係の改善の流れを維持する方針を確かめる。

日韓の首脳が互いの国を行き来する「シャトル外交」として釜山を訪れる。8月下旬の李氏の来日から1カ月という短期間での相互訪問となる。10月中旬にも退陣する首相にとって最後の海外訪問になる見込みだ。

日韓関係は岸田文雄前首相と尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の両政権下で急速に改善した。岸田氏も退陣表明後の2024年9月にソウルを訪れ尹氏と会談した。

日本の首相が2国間会談のためにソウル以外の場所を訪問するのは、04年に当時の小泉純一郎首相が済州島で盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と会談して以来、21年ぶりとなる。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。