中国の大型連休「国慶節」が1日にスタートし、23億人の大移動が始まりました。

上海の駅を出発する高速鉄道は朝からほぼ全ての列車が満席となっていて、駅の中はスーツケースを持った観光客や、土産を抱えた帰省客であふれかえっています。

中国の建国記念日にあたる国慶節は2025年は例年よりも1日長い8連休となり、中国当局の予測では2024年より3.2%多い、延べ約23億6000万人が旅行や帰省のため移動する見込みです。

また、海外旅行の行き先としては日本が一番人気となっています。

中国政府が「抗日戦争勝利80年」として様々なキャンペーンを展開していることから、反日感情の高まりが心配されていますが、上海の日本総領事館によりますと、2025年訪日のためのビザを取得する中国人はコロナ禍前の2019年よりも増えているということです。

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