イギリスのアン王女がウクライナを電撃訪問し、ロシア軍の攻撃で命を奪われた子どもたちの慰霊碑などを訪問しました。

ゼレンスキー大統領の妻、オレナ夫人は1日、自身のSNSでアン王女が首都キーウを訪れたことを明らかにしました。

オレナ夫人によりますとウクライナではロシア軍の攻撃でこれまでに657人の子どもが死亡しました。

アン王女は子どもたちの慰霊碑でクマのぬいぐるみを手向けて追悼したほか、戦争で被害を受けた子どもの支援施設を訪問しました。

施設ではロシアで抑留生活を経験した少年やロシア軍の占領地域から自力でウクライナに戻った少女らと交流したということです。

オレナ夫人は「アン王女に子どもたちについて多くのことを伝えられたことは重要だ」とした上で、子どもの保護に関するイギリスの支援に感謝の意を表しました。

また、ゼレンスキー大統領も自身のSNSでアン王女との会談を明らかにし、子どもの帰還に関するサミットにアン王女を招待したほか、兵士のリハビリや社会復帰に向けたバリアフリーの実践などを話し合ったということです。

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