パレスチナ自治区ガザをめぐるアメリカの和平案について、イスラム組織ハマスは3日、人質の解放などに同意すると発表しました。
これに対し、トランプ大統領は評価する姿勢を示しています。
ハマスは3日、声明でトランプ政権によるガザ地区の和平計画の策定に感謝を述べたうえで、「恒久的な停戦に向けて人質全員の解放に同意する」と述べ、ガザで拘束している人質の解放に応じる考えを示しました。
一方で、武装解除については言及を避けています。
これを受けてトランプ大統領は3日、「合意の実現に非常に近づいている」と評価しました。
トランプ大統領:
誰もが、この戦争終結と中東に平和をという思いで一致していた。そして、その実現に非常に近づいている。
同時にトランプ大統領は「最終的な合意を確固たるものにしなければならない」とも述べ、慎重な姿勢も示しています。
また、SNSで「イスラエルは直ちにガザへの攻撃を停止しなければならない」とも呼びかけていて、2年に及ぶ戦闘終結に向けて大きな局面を迎えています。
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