
大分大学が初の海外事務所としてタイ・バンコクの国立マヒドン大学内にバンコクオフィスを設置して10年となり、記念式典のため来日したマヒドン大関係者が6日、大分県の佐藤樹一郎知事を表敬訪問した。
大分大は2015年にマヒドン大と学術交流協定を締結し、バンコクオフィスを同大学病院内に開設した。同オフィスを拠点としてタイやベトナム、カンボジアなどに最先端の腹腔(ふくくう)鏡手術などの技術を提供しているほか、日タイ間で研究交流や学生の交換などを進めている。
佐藤知事と会談したマヒドン大学病院の外科医、ヴィトゥーン・チンズワンワタナクン氏は「大分大学の北野正剛学長が理事長を務めるタイのNPO法人はこれまでに若手外科医約3000人に指導をしてくれた」と話した。
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