新たな駐日大使に起用されることになる元外交官のイ・ヒョク氏は67歳。
書記官や公使として3回にわたって日本で勤務したほか、アジア太平洋局長などを歴任し、長年、対日政策に携わってきた日本通として知られています。
今後、日本の同意を得て、正式に大使に就任する運びです。
イ・ヒョク氏はことし5月、韓国の有力紙「中央日報」への寄稿で、日韓関係について、「歴史問題に対しては明確かつ厳正に対応する一方、それとは別に未来に向けた交流を本格化させなければならない時だ」と主張していました。
今月23日から就任後初めて日本を訪れるイ・ジェミョン大統領は、経済面を中心に日本との関係発展を目指す考えを繰り返し示していて、イ・ヒョク氏は、今後、両国間の橋渡しの中心的な役割を担うことになります。
一方、韓国メディアは、新しい駐米大使に、ムン・ジェイン(文在寅)政権で外相を務めたカン・ギョンファ(康京和)氏が内定したと伝えています。
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