エクアドル大統領を襲撃　燃料価格抗議、車に弾痕

　【サンパウロ共同】エクアドル中部カニャル州で７日、燃料価格の高騰に抗議するデモ隊がノボア大統領が乗った車を襲撃した。車はその場を逃れたが、銃撃もあったとみられ、複数の弾痕が見つかった。ノボア氏にけがはなかった。地元メディアが報じた。 　約５００人が石を投げるなどして襲撃に参加したとみられるが、誰が発砲したかは不明。警察は５人を拘束し殺人未遂の疑いで調べている。 　政府が９月１２日に歳出削減を目的としてディーゼル燃料への補助金廃止を発表して以降、各地で激しい抗議が起きている。これまでにデモ参加者１人が死亡、１００人以上の負傷者が出ている。

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