ロシア ウクライナに軍事侵攻(8月19日の動き)

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トランプ政権 ロシアとウクライナ 両首脳直接会談に向け調整

アメリカ ホワイトハウスのレビット報道官は19日の記者会見で「トランプ大統領は、きのう、プーチン大統領と電話で会談し、プーチン大統領は和平プロセスの次の段階、つまりゼレンスキー大統領との会談に合意した」と改めて述べました。

そのうえで、バンス副大統領やルビオ国務長官らがロシアとウクライナと調整を進め、できるだけ早く首脳会談を実現させると強調しました。

また、開催地については「私たちの国家安全保障チームが両国と話し合っていて、多くの選択肢がある。決まりしだい、すぐに発表する」としています。

ラブロフ外相「すべての必要な段階を経て進める必要がある」

一方、ロシアのラブロフ外相は19日に報じられた国営テレビのインタビューで、ウクライナ情勢をめぐる首脳会談について「2か国でも3か国でも、いかなる形式も拒否しない。プーチン大統領も、このことを繰り返し述べている」と指摘しました。

その上で「専門家レベルに始まり、すべての必要な段階を経て進める必要がある」と述べ、慎重に準備することが必要だという認識を示しました。

停戦後に部隊派遣などを検討する有志連合 オンラインで会合

イギリスの首相官邸は19日、停戦後のウクライナに部隊の派遣などを検討する有志連合の30を超える関係国がオンラインで会合を開いたと発表しました。

会合の中でスターマー首相は18日にアメリカで行われたトランプ大統領やゼレンスキー大統領らとの会談について報告したうえで、安全の保証に関する計画を強化し、戦闘が終結した際の部隊の展開に備えるため、近日中に有志連合のチームがアメリカ側と会合を開くとしています。

一方、各国の首脳は「プーチン大統領が違法な侵攻の終結に真剣に取り組まなければ、制裁を含めさらなる圧力をかける方法について議論した」ということで、ロシアに対し停戦に応じるよう重ねて求めた形です。

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