アメリカ ホワイトハウスのレビット報道官は19日の記者会見で、トランプ政権がロシアとウクライナと調整を進め、できるだけ早く首脳会談を実現させると強調しました。

そのうえで会談の開催地について「多くの選択肢があり、現在、われわれの安全保障チームが双方と協議している」として、開催地の検討も進めていると明らかにしました。

こうした中、政治専門サイト「ポリティコ」は19日、ホワイトハウスがトランプ大統領も交えた3者会談の開催地の有力な候補として、ハンガリーの首都ブダペストを検討していると報じました。

ハンガリーのオルバン首相は、トランプ大統領とプーチン大統領、いずれとも良好な関係を築いていることで知られています。

一方、ウクライナ情勢をめぐってはロシアが大勢の子どもを連れ去っているとして、ICC=国際刑事裁判所がプーチン大統領に対して戦争犯罪の疑いで逮捕状を出しています。

欧米メディアによりますと、スイス政府は平和の目的であればプーチン大統領を受け入れる用意があるとしていて、ジュネーブも開催地の候補として浮上しています。

さらにトルコのイスタンブールも候補として取り沙汰されていて、会談の行方のほか開催地も関心を集めています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。