香港、年長議員が続々引退　７０歳区切り、中国の意向か

　【香港共同】１２月７日に行われる香港の立法会（議会）選挙を控え、７０歳以上の現職議員が相次いで次期選挙に出馬しない方針を１４日までに明らかにした。香港メディアは７０歳が一つの線引きになっているとの政界関係者の話を報じており、各議員の決断の背景には若返りを図りたい中国当局の意向があるとの見方が出ている。 　１２人いる７０歳以上の議員のうち梁君彦議長を含む７人が不出馬を表明。親中派議員だが同性愛者の権利保護などにも熱心で知名度の高い葉劉淑儀氏（７５）らは態度を明らかにしておらず、動向が注目されている。 　一部香港メディアは年齢が理由ではなく出馬を望まない当局の意向が背景にあるとの見方を伝えている。

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