【モスクワ共同】欧州南東部の旧ソ連構成国モルドバの憲法裁判所は16日、9月28日に投票が行われた議会(一院制、定数101)選挙の結果を承認し、各党の議席が確定した。モルドバでは親欧米と親ロシアで世論が二分されてきたが、親欧米のサンドゥ大統領が率いる与党「行動と連帯」が55議席で過半数を占め、大統領と議会が一体となった欧州連合(EU)加盟推進路線が当面続く見通しとなった。  親ロシアの野党連合「愛国者ブロック」は選挙違反があったとして憲法裁に議会選の結果を無効とするよう求めていた。  与党以外の各党議席は、愛国者ブロックが26、昨年11月の大統領選決選投票で敗れたストヤノグロ元検事総長らが加わる政党連合「アルタナティバ」が8、ポピュリスト政党と評される「われわれの党」が6、「家庭での民主主義」が6。  一方で与党から選出されているレチャン首相は今月13日、政界を引退し経済界に復帰したいとして辞任する意向を示した。これを受けて与党は14日、新たな首相候補として経済専門家のムンチャン氏をサンドゥ氏に提案すると表明した。

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