中国の2025年7月から9月までのGDP(国内総生産)は、2024年の同じ時期に比べて4.8%増えたものの、景気の減速傾向が鮮明になっています。
20日発表された中国第3四半期のGDPは、前の年の同じ時期に比べてプラス4.8%と、第2四半期と比べて伸び率が減速しました。
消費動向を示す小売売上高は9月までの4カ月連続で伸び率が前の月に比べて減速したほか、1月から9月の不動産開発投資はマイナス13.9%と、厳しい不動産不況が続いていることが分かりました。
こうした中、北京では経済政策などを話し合う共産党の重要会議「四中全会」が始まり、アメリカとの対立が続く中、どのような方針を示すのか注目されます。
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